fuku-house設計監理記録
34.表札
表札は、施主さまと色々検討していましたが
「これ」というものは決まっていませんでした
上杉のギャラリー「スペースen」さんで行われていた
留守玲さんの金属のワークショップを覗いたときに本の表紙に使われていた
金属の表情や刻印にビビッと。
玲さんと色々お話させていただき表札を作っていただけることに♪
早速施主さまに確認していただき後日事務所の表札と合わせて造っていただきました
(表面の見本まで造っていただきました!)
ブザーの押しボタン(無垢の真鍮)
古道具紫山で見つけた外灯
33.秋保石
fuku-houseの玄関土間は太白区の秋保で採れる秋保石
コンクリートの上に砂+セメントを敷いて並べていきます。
目地を詰めて完成
素朴で温かみの玄関土間になりました。
32.照明
ダイニングテーブルに取り付けるペンダントライト
数々ご提案させていただきました
シンプルで潔いもの・・・・・色々と現物も確認
太田布美子さん+さくまで造った「ランプシェード」
大きさや形の改良など加え 試作の完成(無いものは造るしかないという事で)
気に入っていただき施主さまに購入していただきました
sara-siro 磁器のマット仕上げ 直径30㎝ 手作りでシンプル。
31.玄関ドア
工事も終盤に
fuku-houseの玄関のドアは無垢の木
施主さまと色々話し合った結果、無垢の木の素地ではなく色を塗る事に決定
ただ職人さんに「いい感じ」を伝えるのが難しかったので自分で塗る事に。
(施主さまも一緒にと予定していましたが今日は私一人で)
事前に事務所で色見本を作って確認してもらっています
建具屋さんに行っての作業
出来上がった素地のままの杉のドア 幅80㎝強 高さ210㎝
VATON(バトン)という植物油脂性の塗料を塗ります
墨のようですね・・・・色は黒!
ちょっと塗ってみましたやっぱ黒い!!
乾くとマットな黒の仕上がりになります・
これに鉄の黒くて長い(190㎝)引き手、完成見学会をお楽しみに。
30.左官 内部
内部の壁、天井の仕上げも左官
The職人
光の陰影も綺麗です
29.左官
仕上げ工事に入ってきました
外部、内部とも左官仕上げがあります
混ぜる機械
鏝
乾いたらこのままの仕上げでもいいのでは?
と、思うような感じになっています
28.階段
木工事も終盤です
2階への階段は既製品ではなく栗材を加工した階段。
ダボ穴も金物も見当たりませんど~なってるの・・・?
27.洗面化粧台
洗面化粧台
メーカーの既製品や、コーリアン(人工大理石)
無垢の木やタイル貼りのカウンターなどなどありますが
fuku-houseはキッチンに続いて洗面化粧台もステンレス製です
壁面は全面カガミ貼り、また違ったシンプルさ!
(青いのは養生のビニール)
26.キッチン
厨房機器メーカーにお願いして住宅用を制作してもらいました。
本体、ガスコンロ、コンベーションレンジ、レンジフードは全てステンレス製
本体の天板のステンレスの厚みは SUS304 1.5mm厚
25.インターホン
玄関のインターホンはどうしてもプラスチック感が出てしまいすが
何もないというわけにはいきませんよね?
「簡素なチャイムで何か無いですかね~?」
探しに探して
チャイムに(この組み合わせに)
室内側は(鳴る側)古いナショナルのブザー(東京 門仲の骨董市でゲット)
「ブ~~~」って鳴ります
室外側は(押す方)シンプルで経年変化の楽しめるもの・・・探しに探して無垢の真鍮製。
より経年変化を楽しめるように表面のクリア塗装を剥離しました。
これでどんどん渋みが増していきます。